2025年11月14日、Appleはファッションブランドとして名高い【ISSEY MIYAKE】とのコラボ新製品が突如登場しました。
その名も【iPhone Pocket】。
今回はこのiPhone Pocketがどんな製品なのか、またあまり人に知られていない情報なども含めてご紹介します。
ぜひ参考にしてみて下さいね。
【Apple】×【ISSEY MIYAKE】
iPhone Pocket、まるで新しいiPhoneの名前のようですが、今回の製品はiPhoneを持ち運ぶ為の美しいアイテムとして紹介されています。
全てのiPhoneに合うようにデザインされたこのアイテムは、一言で言ってしまえば【究極のiPhone入れ】です。
何が究極と聞かれれば、故スティーブ・ジョブスとデザイナーの三宅一生の関係と、製品にかける思いが交差した思想をそのままアイテムに落とし込んだという部分がまさに究極なのです。
スティーブ・ジョブスは、Appleの創業者であり、前CEOですね。
彼が壇上に立つ時にはいつも黒いニットを着ていたことが印象的だった方も多いのではないでしょうか。
そう、彼がいつも来ていたあのニットこそ、ISSEY MIYAKEのニットなのです。
1981年、ジョブズは出張で日本に訪れた際に、当時のソニー会長の盛田昭夫を訪ねそうです。
そこで目にしたのは、工場で働く人々が来ていたユニフォーム。
社員の企業の絆の体現するようなユニフォームのジャケットに魅了されたと言います。
そしてそのユニフォームのデザインを手掛けていたのが三宅一生だったのです。
その後すぐジョブズは三宅に、Appleの社員の為のユニフォームを作るように依頼をし、サンプルまで届くのですが、それがまさかのクパチーノでは大ブーイングだったそうです。
その為Appleの社員用のユニフォームをオーダーする案は白紙に戻ってしまったのですが、ジョブズと三宅の交流は続き、最終的にジョブズ自身の為のニットを100着オーダーメイドしたそうです。

ジョブズは一度Appleをクビになったり、ユニフォームに関しても大ブーイングを受けたり、面白エピソードに事欠きませんね。
そのジョブズが魅了された三宅の思想、それが「一枚の布」から生み出される、機能的で快適な着心地のファッションアイテム。
着る人に着心地の良さと美しいシルエットを実現させ、そのシンプルさを実現させる為に、素材選びからこだわり、多くの独自性や企業努力を詰め込まれている部分が、Appleの製品にも通じるものを感じます。
今回そんな繋がりがある二つの会社のコラボ製品は、出て然るべき、とも言えるかもしれません。
【iPhone Pocket】×【デザイン】
さてそんな背景の元生まれた製品がこの、iPhone Pocketなのですが、そのコンセプトはもちろん「一枚の布」。
実際に実物を触れてみると、手にしっとりと馴染むのような生地の触り心地や、程よい伸縮性のある素材は、どんなiPhoneも収まるどころか、他の小物も追加で入れることもできます。
もちろん、iPhoneを入れずに、AirPodsやリップなど、普段絶対に持ち歩く小さな小物をさっと入れておくのにちょうど良いサイズ感です。
今回採用されている素材は、オリジナルの3Dニット構造が使用されており、ISSEY MIYAKEの象徴でもあり特徴的なプリーツはもちろん、ショートサイズは8色、ロングサイズは3色展開の為、機能性だけでなくファッション性も備わっています。
また、中にiPhoneを入れた際にはiPhoneがチラ見えできるので、さりげなくディスプレイをチェック出来るのも全て計算づくのようです。
ショートサイズはそのまま手持ちしても良し、お気に入りのバッグの持ち手などに引っ掛けて使うことも出来るので、ファッションアイテムとして取り入れるのもとてもオシャレで目を惹くアイテムになること間違い無しです。

ちなみに、この形は千歳飴の袋からデザインの着想を得たそうです。
【iPhone Pocket】×【信念とこだわり】
一枚の布から作ることにこだわり、360度どの角度から見ても縫い目が一切ないのが特徴ですが、私が実物を見て感動したのが、【タグ】の部分です。
ぜひ一度、今着ている洋服の製品タグの根元を見てほしいのですが、当たり前ですが縫い付けられていますよね。
もちろんiPhone Pocketも同じなのですが、「タグの根元はいったいどこから?」というくらい、縫い目などは一切見当たらないのです。
このタグをつけるにあたっても、AppleとIssey Miyakeの絶対的なこだわりを実現する為の技術が採用されているとのことで、1ミリの妥協も許さないという信念を一番強く感じたポイントでした。
伸縮性も、伸び過ぎては締まりが悪く、伸びないと実用性に欠けてしまう為、絶妙な伸縮性を実現しており、誰が見ても直感的に使い方が分かるシンプルさなのに、使い方に創造性を掛け合わせる楽しさもユーザー側に与えてくれる個性もあります。
最初にネットで情報を見た時には「この前紐を1万円で売っていたのに、今回は靴下?の片方を2.5万円で?」という、正直、Appleで働いていたら絶対に口に出せない(当時の私なら出していたかもしれませんが)感想が頭をよぎりましたが、実際にこの製品が生まれた背景やごの技術力を見せつけられると、「欲しい」と思ってしまうのは、私だけではないはず。
【iPhone Pocket】×【実物】
最後に、私がAppleでいつもびっくりしていた部分でもあるのですが、iPhone Pocketの展示をしているお店です。
ここまで信念、こだわり、情熱をかけた製品です。
それはもう、いろんな店舗でその実物を拝めるのでしょう、実際に見て買うか考えたい!という方には悲報なのですが、日本国内でiPhione Pocketを全て展示しているのはApple銀座の店舗のみです。
しかもこのiPhone Pocketテーブル自体が、世界中で10店舗しか無いとのこと。
何故なんだ。
製品なんて、人の目に触れれば触れるほど話題を呼び、欲しくもなってくるのに、何故いつも数店舗にしか無いんだ。
ただでさえApple Storeですら、2025年11月現在日本で11店舗(内東京に5店舗)しか無いのに、その中で銀座のストアにしかiPhone Pocketを全色確認できる店舗が無いなんて…
これはもう行くしかない。
と思って、Apple銀座まで実際に見に行ってきました。

まんまと欲しくなって帰って来ました。
実際の触り心地や色味などは、もしお店に行ける方は是非一度触れて体感してみて下さい。


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