2025年9月、Apple Watch SE 3が発売されました。
2026年1月になっても尚、その人気は衰えを知りません。
結論から言えば、このモデルは妥協モデルではないからです。
Appleで11年勤めていた私も、今回Apple Watch SE 3を購入して、実際使ってみて分かったことがあるので、今回はその内容をまとめました。
・どのモデルを買うか悩んでいる。
・実際Apple Watch SE 3を使ってレビューが知りたい。
そんな方に知って欲しい情報を載せますので、参考になれば嬉しいです。

Apple Watch SE 3を実際使って分かったこと
まず私は、Apple Watch 4のGPSモデルから、SE 3 GPSモデルに買い替えました。
Series11を選ばなかった理由はこちらです。

SE 3では使えない機能をピックアップしてみましたが、私のライフスタイルでは特に必要性を感じる機能はありませんでした。
強いて言えばチタニウムケースがある点でしたが、SE 3との差額を考えると、アルミニウムケースしかないSE 3でも特に問題無いと感じてしまいました。
逆に、もし上記の表の中で気になる機能や、使いたい機能がある場合はSeries 11を購入されることをお勧めします。
Apple Watch SE 3:コスパ
Apple Watch SE 3:40mm 37,800円/44mm 42,800円(セルラーモデルは+8,000円)
Apple Watch SE 3最大の魅力と言ってはなんですが、この性能が搭載されているモデルがこの価格で購入できることが非常にありがたい。
もし次新しいWatchが出たとしても、もうこの値段を下回ることは無いのかもしれないと考えると、特に初めてスマートウォッチを検討している方は比較的手を出しやすい価格帯ではないでしょうか。
iPhoneとの連動性が高く、当たり前のようにタッチ決済も使用できて、高速充電にも対応しているので、日常使いには申し分ありません。
ただしワークアウトの計測は、公式情報上では「GPSと心拍数測定をフル稼働した屋外ワークアウトで最大14時間」とありますが、以前バッテリー性能値が100%の状態で2時間ちょっと走った時には、家に帰る頃には60%手前ぐらいまで減っていたので、あまり信用していません。
また、これはSeries 4の時の経験なので参考になるか不明ですが、ワークアウトで「サイクリング」を選択したら3時間くらいでバッテリーがレッドゾーンに入っていた記憶があります。
なので、1日中ロードバイクで走り回る方や、トライアスロンなどで使用される方は、Apple Watch Ultra 3やGarminの上位モデルなどをおすすめします。

SE 3はあくまで日常使いの中での最強だと思っています。
本体の購入価格で浮いた金額で保護フィルムやケースなどを買ってもまだお釣りが来るコスパの良さです。
Apple Watch SE 3:機能・性能
ここからはSE 2と比較して新しく搭載された機能を一気にご紹介しますね。

おすすめ機能
• 常時表示ディスプレイ: 常時表示ディスプレイ自体はSeries 5からの機能なので、元々4を使っていた私にとっては、最初その有り難さをそこまで感じていませんでした。
が、いざ使ってみると「何故今まで常時表示じゃなかった_」と思うくらい、今となっては無くてはならない、“当たり前”の機能です。
チラ見で時間が確認できる。、これだけで「時計」としての価値が倍増しました。
• S10チップの恩恵: Series 10・11と同じチップが搭載されたことで処理能力が大幅に向上し、アプリの起動はもちろん、今後のアップデートにも長らく対応してくれることを考えると、侮れない部分です。
• 手首フリックジェスチャー:この機能Series 9から搭載された機能です。
文字通り、手首を素早く返すことで開いているものを閉じて文字盤に戻ったり、着信を消音にしたり、タイマーや通知を閉じることができます。
ボタンを押す操作でも良いのですが、両手が塞がっている時は地味に重宝します。
・急速充電:

ガラスの強度ですが、たまたま転んだ際にディスプレイを道路に打ち付けたら、上部が少し引っかかるヒビが入ったので、当たりどころにもよると思いますが、よく転倒する人はご注意下さい。
使う人を選ぶ機能
• 皮膚温センサー・排卵を推定できる周期記録:主に女性向けに排卵日や月経周期予測などで使用することを目的としていますが、例えば男性であっても、就寝中の体温を知ることで快適な睡眠を得られたかなどの指標として役立ちます。
しかし個人的には「ルナルナ」が使い慣れてしまっているので、改めてこちらにしなくても良いかなと思ったのが正直な感想です。
使うかどうかは別として、使う人は選ぶ機能かなと思いました。
• 素材とカラー展開:私がSeries 11と悩んだのがここです。
SE 3は色はミッドナイトとスターライトをいう2色展開で、素材はアルミニウムのみです。
色によるファッション性や、ステンレススチール(今は無くなりました)やチタニウムなどの、光沢感があるケースがお好きな方はSE 3を選ぶ際に少し抵抗があるかもしれません。


毎日身につける物だからこそ妥協するかしないかが、人によって判断が分かれるポイントですね。
Apple Watch SE 3:他社製品と比べると
ここでは、いくつかの他社製品とSE 3を比較してみたいと思います。
| Apple Watch SE 3 (40mm | Google Pixel Watch3 (41mm | GARMIN vívoactive6 (直径1.2インチ) | |
| 価格 | 37,800円 | 39,800円 | 52,800円 |
| 色・素材 | 2色・アルミニウム | 4色・アルミニウム | 4色・FRP(繊維強化プラスチック) |
| 常時表示バッテリー駆動時間 | 最長18時間 | 最長24時間 | 最長120時間(5日間) |
| 省電力モード | 最長32時間 | 最長36時間 | 最長504時間(21日間) |
| 対応デバイス・OS | Phone 11以降,iOS 26以降 | Android 10.0 以降 | OS 10以降、Android: Android 5.0以降(9以上推奨) |
| Bluetooth通話 | 可(iPhoneのみ | 可(Androidのみ | 不可 |
| 独自性 | iOSとの連携性 | 朝のブリーフィング | スマート起床アラーム |
ここでは各デバイスの細かい紹介などは割愛しますが、ざっくり言うと、
Apple Watch SE 3:iPhoneユーザーにおすすめ。
Google Pixel Watch 3:Androidユーザーにおすすめ。
GARMIN vívoactive6:運動計測をメインに行いたい方におすすめ。
こんな感じです。
Garminは、とにかくバッテリー持ちが良く、スポーツが好きなら強い味方となってくれますが、電話の受け答えや、他アプリとの連携性は弱いです。
また、iPhoneとAndroidどちらともペアリングできますが、使える機能は若干Androidの方が多そうでした。
「スマートウォッチに何を求めるか」で答えは変わりますが結論、“iPhoneユーザーで、PayPayやSuicaを腕でこなし、リマインダーやLINEの返信もしたいなら、SE3以外は「不便」に感じる”かもしれません。
逆に、充電が面倒で、通知とワークアウトの記録を重視したいなら、“GarminやHuaweiの方がおすすめ”と言えるでしょう。

Garminくらいバッテリーが長持ちすると、逆に充電し忘れちゃいそうです。
Apple Watch SE 3:純正バンドは買う?買わない?
Apple Watchのバンドは純正か、非純正かという問いにもお答えします。
「純正じゃなくても良いですが時々クリーニングしてあげて」
ということです。
一応お伝えすると、Appleの純正バンドはとても優秀だと思います。
スポーツバンドは「高性能フルオロエラストマー」という素材でできており、アレルギー反応が出にくく、非常に劣化しにくい材質です。
実際Appleの社員でももう何年も使っているけど、色褪せも劣化もしないでずっと使い続けられる、と言っていたスタッフもいました。
私は、Apple Watchは初代から使用していますが、ベルトは「モダンバックル」一択でしたが、Appleは環境保護の観点からある時期からレザーの使用を終了させました。
しかし、「レザーでしか出せない色味とモダンバックル」この組み合わせが譲れなかった私は、Appleに勤めていた当時でも他社性のバンドを着用していました。
純正では無いものの、着用には全く申し分なく、安価で手に入ることもあり、実は今でも愛用しています。
しかし、他社性のスポーツループバンドは質が悪く、着脱時に引っかかるようになった為純正に買い替えたところ引っ掛かりなどは無くなりました。
また、ジーニアスバーで働いていた頃は、時々「非純正バンドが外れなくなった」という相談もありました。
これが意外と厄介で、もしどうしても外せないと修理ができず最悪買い替えとなります。
なので時々、「ちゃんとベルトが外せるか」の確認も込めて、お掃除も兼ねたメンテナンスをしてあげられるなら非純正のバンドも悪く無いと思います。
ライフスタイルに合わせて、ベルトのデザインも複数楽しんで下さい。
Apple Watch SE 3:セルラーモデルは必要?不必要?
正直に言うと「無くて良い」、これが私の結論です。
しかし下記に当てはまる方はセルラーモデルを検討しても良いかもしれません。
・iPhoneを携帯することが少ない方
・緊急SOSや転倒検出、衝突事故検出といった安全機能をメインで使いたい方
・登山やロードバイク遠征など、iPhoneが使えなくなる可能性がある趣味がある方
このセルラーとは、毎月500円前後の通信費で、Apple Watch単体でインターネット通信や通話ができる機能ですが、単体でこれら機能を使うシチュエーションが私にはありませんでした。
しかし緊急通報はGPSモデルだとiPhoneが常に近くに無いと作動しない為、いざという時を考えると上記に該当する方はセルラーモデルを持っていても損はないかと思います。
ちなみにGPSモデルとセルラーモデルの差額は8,000円です。
Apple Watch SE 3は買い
実際に私自身が使ってみたレビュー、Appleで勤めていた時によく頂いた質問、相談、問題、
そして他社製品との比較…
あらゆる面からApple Watch SE 3を深掘ってきましたが、結論は「全iPhoneユーザーにおすすめ出来る」デバイスかなと思います。
少なくとも単なる「エントリーモデル」というイメージは払拭できたのではないでしょうか。
Appleにはぜひこれからもこういった、初心者から信者まで、誰にでも愛されるデバイスを世に生み出し続けてほしいですね。
ちなみに、もしApple Watch Series11、SE 3、Ultra 3の比較をしたい方はこちらの記事を参考にしてみて下さい。



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