
冬の乾燥対策に欠かせない加湿器。
私の家では昨年、超音波式の加湿器を使用していたのですが、変な臭いがすることが気になってしまい処分してしまった為、今回新しく書い直すことにしました。
今回選ばせて頂いたのがこの、象印のスチーム式加湿器です。
私が今回購入した「EE-RU35」は、子育て中のご家庭から、お手入れのしやすさを重視する方まで幅広い層に熱い支持を集めており、そのシンプルな設計と高い性能で、多くのユーザーに愛されています。
象印「EE-RU35」の魅力と、気になる性能、実際に使ってみた感想について、深掘りしていきます。
今回のレビューが参考になれば幸いです。

11年間Appleに勤めて、数々の家電やガジェットにも触れてきました。
そんな私が一押しする加湿器のご紹介です。
加湿器の種類
加湿器には4つの種類があるのをご存知ですか?
超音波式、スチーム式(加熱式)、ハイブリッド式(加熱気化式)、気化式です。
今回ご紹介するのはスチーム式(加熱式)なのですが、簡単にそれぞれの種類のメリットとデメリットをご紹介します。
| メリット | デメリット | |
| 超音波式 | ・本体価格がお手頃 ・電気代が安い ・静音性が高い | ・雑菌が繁殖しやすい ・白い粉(ミネラル)が部屋に付着することがある ・加熱殺菌効果はない為、清掃を怠ると不衛生 |
| スチーム式 | ・電気代が最も高い ・蒸気が熱くなる ・カルキの掃除が必要 | ・電気代が最も高い ・蒸気が熱くなる ・カルキの掃除が必要 |
| ハイブリッド式 | ・加湿力が高くスピードが速い ・加熱する為衛生的な水蒸気が出る ・スチーム式よりは電気代を抑えられる | ・本体価格が高い ・フィルター交換などのランニングコストがかかる ・構造が複雑なことが多く、お手入れ必要箇所が多い。 |
| 気化式 | ・電気代が非常に安い ・熱くならない ・過加湿になりにくい | ・加湿スピードが比較的遅い ・フィルター交換や手入れが必要 ・気加熱で少し冷えやすい |
「EE-RU35」が愛される理由:象印ならではのシンプル設計

象印「EE-RU35」は、一見すると電気ポットのような、非常にシンプルでどこか懐かしいデザインが特徴です。
実際外箱から取り出した際には、「あれ?ポット?」と一瞬脳が思考停止しました。
しかし、このポット型のシンプルな構造こそが、この加湿器の最大の強みであり、多くのユーザーに支持される理由となっているのです。
象印スチーム式加湿器「EE-RU35」使ってみた感想
まず先に、私が使ってみて感じたことは「買って大正解!」でした。
理由は3つ。
・今までの加湿器は手入れが面倒で、サボっていたら嫌な臭いがするようになった。
・加湿器をつけると室内の温度が下がって冷える。
・加湿が行き届かない程小さくなく、使わない時はすぐにしまえる大き過ぎない丁度良いサイズ。
この全ての悩みが、この加湿器が解決してくれました。
今使っている加湿器に、私と同じ悩みがある方は、この象印スチーム式加湿器「EE-RU35」が大正解かもしれません。
これから、その性能や注意点についても挙げていきますね。
お手入れが驚くほど簡単!フィルターレスの恩恵
従来の加湿器、特に気化式や超音波式は、内部にフィルターやトレーがあり、こまめな掃除を怠ると、カビや雑菌が繁殖しやすいという難点がありました。
その点、「EE-RU35」は水をヒーターで沸騰させて蒸気で加湿するスチーム式を採用しており、構造が非常にシンプルです。
• フィルターがない: フィルター交換や、フィルター洗浄の手間が一切ありません。
• 広口でお手入れしやすい: 本体内部は電気ポットと同じ広口設計。手がすっぽり入るため、底までしっかりと洗うことができます。
• クエン酸洗浄モード: 電気ポットのようにお手入れ用のクエン酸を入れ、ボタン一つで洗浄できるモードを搭載。頑固な水アカも簡単に除去できます。
ユーザーの口コミでも、「手入れがすごくラク」「毎日お湯を捨てるだけ」といった声が圧倒的多数。
清潔さを保つための手間が少ないことは、加湿器を長く快適に使う上で、非常に重要なポイントとなります。


初めから、ポット内容器洗浄用のクエン酸が入っていたのでありがたいです。
沸騰による清潔な蒸気で安心

スチーム式は、水を約100℃で沸騰させるため、水道水に含まれる雑菌を熱で殺菌してから蒸気として放出します。
これが、カビが生えにくい、衛生的に使えるという最大のメリットにつながります。
特に赤ちゃんや小さなお子様がいるご家庭、免疫力が気になる方にとって、この「清潔な蒸気」は大きな安心材料となります。
しかも吹き出し口の蒸気は、独自の冷却構造により約65℃まで冷まされています。
完全に熱くないわけではないため、お子様の手の届かない場所への設置など、安全への配慮は必要です。
適度に温かい蒸気が出る為、部屋の温度が少し高くなる副産物的なメリットも有難いポイントです。
「EE-RU35」の性能:パワフルさと使い勝手の良さ
同モデルは2サイズ展開されています。
今回私が選んだEE-RU35は、適用床面積がプレハブ洋室で10畳まで、木造和室で6畳までと、寝室やワンルームなどのお部屋に最適なモデルです。
もう少し広いお部屋用の加湿器をお探しの場合は、EE-RU50のサイズだと、プレハブ洋室で13畳まで、木造和室で8畳まで対応しているのでおすすめです。
またどちらのタイプにも、本体を倒してしまっても湯もれを最小限に抑える転倒湯もれ防止構造になっているのと、ふた開閉ロックもついているので、怪我ややけどのリスクは最小限まで抑えられています。
驚異の加湿スピードと能力
水を沸騰させて一気に蒸気を出すスチーム式は、他の方式に比べて加湿能力が高いのが特徴です。
EE-RU35も、口コミで「加湿能力が高い」「朝起きた時の喉の張り付き感が無くなった」と評判になるほど、そのパワーは折り紙つき。
乾燥しきった室内でも、設定した湿度に素早く到達させることが可能です。

以前使用していた加湿器は冷たい水蒸気が出ていて少し寒かったので、これがあれば寒い冬も怖くないです。
シンプルで直感的な操作性
操作パネルは非常にシンプルで、難しい設定は不要です。
• 自動加湿モード:「しっかり」「標準」「ひかえめ」の3段階から選択可能。湿度センサーと室温センサーで、自動で快適な加湿量を調整してくれます。
• 連続加湿モード:「強」「弱」の2段階。加湿能力を優先したい時や、湿度を早く上げたい時に便利です。
・タイマー機能:入タイマーは6時間、切タイマーは2時間の設定ができます。
• チャイルドロック:キーを3秒以上長押しすると、「入/切」以外のキー操作ができなくなります。
・湿度モニター:ランプの点灯で「低湿」「適湿」「高湿」が一目でわかるようになっています。
連続加湿時間は約8時間(連続「弱」の場合)
タンク容量は2.2L。
連続加湿「弱」(加湿量80mL/h)の場合、約8時間の連続加湿が可能です。
就寝前に給水すれば、朝までしっかり加湿が続きます。
「EE-RU50」といった上位機種と比べると加湿能力(加湿量350mL/h)は控えめですが、その分、本体サイズがコンパクトで、電気代を抑えて使いたい方や、小さめの部屋で使いたい方にはベストな選択肢となります。
気になる点:購入前に知っておきたいポイント
高性能で評価の高いEE-RU35ですが、スチーム式特有の、あるいは本製品ならではの気になる点も存在します。
導入後に後悔することのないよう必ず確認して下さい。
電気代はやはり高め

連続加湿モード強で1時間使用した場合:約8.8円(水温20℃・満水状態での湯沸かし時約10.2円)
連続加湿モード強で8時間使用した場合:約70.4円
※電気代は、新電力料金目安単価31円/kWh(税込)を基に算出
※象印Webサイト「スチーム式加湿器の電気代を教えてください」参照。
スチーム式は、水を沸騰させるためにヒーターを使うため、他の加湿方式(気化式や超音波式)に比べて、消費電力が大きく、電気代が高くなる傾向があります。
• EE-RU35の加湿時の最大消費電力は350W。
• 湯沸かし運転時は985Wとさらに高くなります。
ただし、これは水を沸かす瞬間的な電力であり、常に最大電力で稼働しているわけではありませんし、加湿が安定すると消費電力は下がります。
また、電気代を節約したい場合は「ひかえめ」モードの活用が有効です。
また、はじめからお湯を入れて使うと沸かす時間の短縮になるので、電気代が節約出来ます。
稼働音は少し気になるかも
沸騰時の「ボーッ」という音や、加湿中の「コポコポ」という水の沸騰音、蒸気が出る音は避けられません。
多くのユーザーは、「慣れれば気にならない」「ポットよりも静か」といった意見ですが、音に敏感な方や、寝室での使用を検討している方は注意が必要です。
とは言え、ちょっと離れた所で犬が寝てる時の鼻息や小さなイビキくらいの音なので、日中はもちろん、寝る時も含め私はあまり気になっていません。
むしろ、実家の犬を思い出せる音のリズムなので、懐かしさを覚えるくらいです。

友達に「何言ってるの?」って言われたのですが、実際聞いてもらったら「確かに犬の寝息っぽい」と笑っていました。
ただし、EE-RU35には、前モデルのEE-RT35にはなかった「サイレントモード」が追加されているという情報もあり(※EE-RU35とEE-RT35の比較情報より。ご自身で最終的な製品仕様をご確認ください)、就寝時の静音性が向上している可能性もあります。
シンプルが故に細かい設定は不可
タイマー機能は「入タイマーは6時間、切タイマーは2時間」の設定のみなので、これ以外の時間にタイマーを設定することはできません。
また、湿度モニターに関しても、実際何%なのかを数字で表示してくれる訳ではない為、気になる場合は別に湿度計を用意する必要がありますが、「低湿」「適湿」「高湿」どの状態なのかは機体のランプで確認することはできます。
窓の近くは注意が必要

窓は室内で最も温度が低い場所のため、窓の近くに機体を置いて加湿してしまうと、65度に温められた蒸気が冷やされ、結露してしまう可能性があります。
これはこの加湿器に限ったことではありませんが、窓や壁、家具などからは少し離れた所に置いて下さい。
また、エアコンの風が直接当たる場所に置くと湿度センサーが正常に働かず、加湿し過ぎてしまうことがあります。
総評:EE-RU35はこんな人におすすめ!
象印「EE-RU35」は、「清潔さ」「お手入れのしやすさ」「確実な加湿力」を最優先したい方に、自信を持っておすすめできる加湿器です。
・日中などは仕事で外出していて、一日中加湿しておきたい訳ではない。
・こまめなお手入れは面倒!でも清潔さは捨てがたい!
・冷たい水蒸気で部屋の温度を下げたくない。
・部屋の広さやインテリアの配置的に、大きな加湿器は置きたくない。使わない時期は収納できるサイズ感が欲しい。
・足をぶつけて倒してしまったり、小さな子供やペットがいるので、安全に配慮した構造が欲しい。
以上の点から、私は今回「象印スチーム式加湿器 EE-RU35」を選びました!!
この冬もインフルエンザや風邪が11:00~7:45月時点でも既に大流行しています。
室内の湿度を適切に保って、健康元気に過ごしていきましょう。


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